【観光地から少し離れて】本当は教えたくない京都の静かな喫茶店を紹介!

京都カフェ
YU

元京都府警察官。石川県出身。
学生時代に京都の街並みに惹かれ、京都で警察官として勤務。
退職後は、実際に足を運んで見つけた京都の喫茶店や美味しいお店を巡っています。
このブログでは「行ってよかった」と心から思えるお店だけを、正直な目線で紹介しています。

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はじめに

京都といえば、賑わう観光地や行列のできるカフェを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、私が長年、元京都府警として市内を巡り、その後、生活者としてこの街を歩く中で気づいたのは、本当に心を落ち着かせてくれる場所は、路地裏の「無音」の中にこそある、ということです。

観光客として歩く京都と、生活の中で歩く京都はまったく違います。私は、仕事の緊張感から解放された後、ただひたすら「落ち着ける場所」を探して街を歩きました。

その中で出会ったのが、地元の人々の日常に溶け込み、会話が自然と抑えられてしまうほど空気の静かな喫茶店たちでした。今回は、観光エリアから少し離れた場所にあり、「正直あまり知られたくない」と感じてしまうほど居心地の良い喫茶店を、私の実体験とともにご紹介します。

静かな喫茶店が与えてくれるもの

これから紹介するお店に共通するのは、単なる休憩所以上の価値がある点です。

  • BGMが控えめ、あるいは環境音(ドリップ音、ページをめくる音)が中心。

  • 地元の常連客が多く、穏やかな日常がそのまま流れている。

  • 長時間滞在しても肩身が狭くならず、読書や思索が自然にはかどる。

コーヒーを飲むこと以上に、「何もしない贅沢な時間」を味わえる場所。京都の真価は、こうした静けさの中でこそ感じられると、私は確信しています。


1. 喫茶 翡翠(出町柳エリア)

 

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おすすめポイント

鴨川デルタの賑わいから少し奥に入った住宅街に、喫茶 翡翠はひっそりと佇んでいます。店内は照明がやや落とされ、テーブルの間隔もゆったり。午後に訪れても、聞こえるのは店主が丁寧にコーヒーを淹れる音と、誰かがそっと本をめくる音くらいです。

私がこのお店に初めて訪れたのは、仕事を退職し、今後の人生に迷いを抱えていた頃でした。正直、何をして生きていくかも定まっていなかった私は、ただ落ち着ける場所を探して街を彷徨っていたのです。このお店でブレンドを飲みながら2時間ほど本を読んだ時間は、今でもはっきり覚えています。焦燥感に駆られていた私に、「急がなくていい、まずはここにいなさい」と教えてくれた、人生の転機となった一杯でした。

項目 内容
店名 喫茶 翡翠
住所 〒603-8165 京都府京都市北区紫野西御所田町41−2 喫茶翡翆
営業時間 日曜日、土曜日 9時00分~20時00分
月、水、木、金 9時00分~19時00分
定休日 火曜
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2. カフェ・ヴェルディ 下鴨本店(下鴨エリア)

おすすめポイント

下鴨本通から一本入った静かな住宅街にたたずむ、スペシャルティコーヒーの名店です。

観光客向けの派手さはなく、外観からして非常に落ち着いた佇まい。

初めて訪れたときは、思わず「本当にここで合っているのかな」と立ち止まってしまったほどでした。

店内はウッドテーブルが整然と並び、照明も柔らかめ。

お客さんの多くは地元の常連さんか、一人で静かに時間を過ごす方ばかりです。

会話も自然と控えめになり、キーボード音すら遠慮がちに響くような、やさしい静寂があります。

ここに来ると必ず注文するのは、ハンドドリップのブレンドコーヒー。

酸味と苦味のバランスが非常に整っていて、雑味がなく、飲み進めるほどに香りの余韻が残ります。

派手さはありませんが、「丁寧に淹れられた一杯」という言葉がしっくりくる味わいです。

コーヒーというより「環境」を味わいに訪れる。

そんな喫茶店が、この下鴨あります。

項目

内容

店名

カフェ・ヴェルディ 下鴨本店

住所

〒606-0814 京都府京都市左京区下鴨芝本町49−25 アディー下鴨 1F

電話番号

075-706-8809

営業時間

10:00〜18:00

定休日

月曜

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3. Cafe Bibliotic Hello!(河原町から少し離れて):図書館のような静けさでアイデアを整理する

おすすめポイント

河原町の中心的な賑わいから徒歩10分ほど。観光客が多く歩く大通りを外れた町家にある、知る人ぞ知るブックカフェです。ここが静かなのは、店内にずらりと並ぶ本棚と、読書用に静かに流れるBGMのおかげです。

周囲のお客さんが皆、本を読んでいるか、静かに書き物をしているため、会話も自然と小声になり、まるで図書館のような張り詰めた、しかし心地よい静寂に包まれています。私は、原稿のアイデア出しに行き詰まると、よくここを訪れます。本に囲まれていると、不思議と頭の中まで整理され、思考がクリアになるのを感じます。ラテもフードも美味しいですが、最大の魅力は「雑音がほとんどない空間そのもの」が持つ思索を促す力です。

項目 内容
店名 Cafe Bibliotic Hello!
住所 〒604-0951 京都府京都市中京区二条通柳馬場東入晴明町650
営業時間 11:30〜23:00
定休日 不定休
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4. 喫茶 マドラグ(丸太町):大人しい日常がそのまま流れる特等席

おすすめポイント

喫茶店ブームでメディアに取り上げられることも増えましたが、丸太町の本店は観光客の導線からやや外れているため、意外にも静かな時間帯が多く、落ち着いて過ごせます。

名物の厚焼き玉子サンドを目当てに来る人がほとんどですが、私が好きなのは、ぼんやり窓の外を眺める時間です。常連のお客さんが新聞を読んでいたり、黙々と作業していたりする様子が、そのまま大人の日常として流れています。派手な演出がない分、自分の思考に集中でき、長居しても「観光客」として浮くことがありません。ここで飲むコーヒーは、京都の真ん中で生きる人々の息遣いを静かに感じさせてくれます。

項目 内容
店名 喫茶 マドラグ
住所 〒604-0035 京都府京都市中京区上松屋町706−5
営業時間 8:00〜18:00
定休日 不定休
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5. さらさ 西陣(西陣エリア):銭湯建築が守る、高い天井の静けさ

 

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おすすめポイント

銭湯をリノベーションした独特の内装が非常に印象的なカフェですが、ここは西陣という観光客が少ないエリアにあるおかげで、比較的静かに過ごせます。

この店の最大のポイントは、その建築構造にあります。銭湯ならではの天井の高さと広さが、店内の音を自然に分散させ、反響しにくくしているのです。結果として、満席に近い状態でも、騒がしさを感じにくいという、偶然が生んだ静けさが保たれています。私はよく、コーヒーを片手に高い天井や、湯船のタイルを活かした内装を見上げながら、何も考えない時間を過ごします。視覚的な刺激は強いものの、聴覚的には非常にリラックスできる、貴重な空間です。

項目 内容
店名 さらさ 西陣
住所 〒603-8223 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11−1
営業時間 月、火、木、金 11時30分~21時00分
金、土     11時30分~22時00分
定休日
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まとめ

観光地のすぐそばに、観光とは無縁の静かな時間が流れている。これこそが、京都という街の奥深さだと私は思います。

京都を本当に味わうというのは、名所を巡ることだけではなく、こうした喫茶店でただ座って、自分の内側と向き合う時間を持つことではないでしょうか。

今回ご紹介したお店は、私の人生の転機や、日々の思索に寄り添ってくれた場所ばかりです。「どこか落ち着ける場所はないかな」と感じたら、ぜひ今回ご紹介した中から、一軒だけでも訪れてみてください。

きっと、あなたの京都の見え方、そして旅の過ごし方が、少しだけ変わるはずです。

自己紹介
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元京都府警察官。石川県出身。
学生時代に京都の街並みに惹かれ、京都で警察官として勤務。
退職後は、実際に足を運んで見つけた京都の喫茶店や美味しいお店を巡っています。
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